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2015年■傑作ノンフィクション★ベスト10=補遺・ノンフィクションの話題

ベスト10には選ばなかったが、楽しませてくれたノンフィクション(2014~2015年発行)の数々を発行年月順に。後藤健二★ルワンダの祈り――内戦を生きのびた家族の物語 2008年に書かれたものだが、2015年1月イスラム国(ISIL)で殺害されたジャーナリストの記憶のために。 後藤正治★天人――深代惇郎と新聞の時代 天声人語。新聞が若かった時代、惜しまれつつ早世した伝説のコラムニストがいた。 中山千夏★芸能...

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2015年■傑作ノンフィクション★ベスト10

2011年■傑作ノンフィクション★ベスト10 2012年■傑作ノンフィクション★ベスト10  2013年■傑作ノンフィクション★ベスト10  2014年■傑作ノンフィクション★ベスト10  2015年■傑作ノンフィクション★ベスト10 2016年■傑作ノンフィクション★ベスト10読書量が減った。ネットで本を購入することが多くなり、本屋で思わぬ本に出合う機会が少なくなったのが一因だと思われる。が、なんとかことしも傑作ノンフィクシ...

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★2009年おすすめ本ベスト10*****2009年出版分

★★★★★2009年おすすめ本ベスト10(2009年出版分:順不同)国末憲人◆サルコジ――マーケティングで政治を変えた大統領フランスを支配するのは最早、親から財産と教育環境を受け継いだ受験勉強の秀才ではない。様々な分野で自らを売り込むことに成功した人々なのつまり、サルコジのように努力と野心ではい上がってきた成り上がり者たちなのである。高橋五郎◆農民も土も水も悲惨な中国農業13億の民の食を支えなければならないのだ...

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◆2009年おすすめ本ベスト10*****2008年出版分

★★★★★2009年おすすめ本ベスト10(2008年出版分:順不同)水村美苗◆日本語が亡びるとき――英語の世紀の中で 〈叡智を求める人〉が〈国語〉で書かれた〈テキスト〉を真剣に読まなくなる可能性がでてきたのである。それは、〈国語〉そのものが、まさに〈現地語〉に成り果てる可能性がでてきたということにはかならない。平敷安常★キャパになれなかったカメラマンいつかテリーの物語を書くとテリーの母親に約束してから35年...

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川村二郎◆孤高――国語学者大野晋の生涯

大野は『岩波古語辞典』ができると、「序にかえて」と題し、この辞書がめざしたことを高らかに宣言した。〔…〕 「人間は、生まれ、成長し、活動し、老化し.死去するという経過を歩む。 単語も一つの役割を負ってその言語社会に誕生し、多くの単語の力関係の中で活動し、やがて老化して意味が片寄り、衰えて去るという一生を持つ。 広く使われて豪華に生きる単語、全く異なる意味に変身して世を渡る単語、ひそやかに言語社会の片隅...

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田沢拓也◆無用の達人 山崎方代

それにしても、この人の「ふるさと」のような感じは不思議そのものだ。 話しているうち、この人は嘘つきなのだと鳥海は思う。嘘つきなのだけど、何だか心が癒される。まるで乾いた土に水や養分をもらうような気分はどこから生じてくるのだろう。 万代の嘘のまことを聞くために秋の夜ながの燠が赤しも いくら対象を見たとおりに描いても、それで事物を表現できるわけではない。真実の表現を目ざすなら、そこに“薬のような嘘”を少し...

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佐藤優◆交渉術

「鈴木宗男を潰すことで頭がいっぱいで、外交について考える余裕がなかったのでしょう」 米原さんは、「そうねえ」と溜息をつき、こう続けた。「それにしても外務省は、CIA、KGB並みの謀略能力をもっているのに、どうして本業の外交でその力を使わずに、自己保身や内部抗争のために使うのかしら」 「外務官僚にとっては、北方領土問題や北朝鮮の拉致問題を解決するよりも、鈴木宗男さんを叩き潰すことが省益と考えたからです...

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ノンフィクション100選★キャパになれなかったカメラマン|平敷安常

私はテリーとサムの遺体の区別さえできないほど動揺、混乱していた。 しかも確認しにくい理由を、自分の溢れ出る涙のせいにした。傷んだ美しくない遺体を、美しい遺体と思うように自分に言い聞かせ、いつの間にかそう思い込み、テリーの友人たちにもそう書いて報告していたようだ。〔…〕 しばらくしてテリーの母親が、テリーの弟嫁のポーリーと、ウィニイを連れてサイゴンの私を訪ねて来た。〔…〕 そのときも私は母親の願いを聞き...

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日本放送作家協会編◆テレビ作家たちの50年

都築 テレビの一番の特性って報道性だと思うんです。ヤフーのニュースよりテレビのニュースですよ。そういう〝生感″のところにまだ活路があるかなと。今起こっていることの伝達って、それほどおカネかからないですからね。 高須 報道はほんとに数字とスポンサーはナシにした方が良いよね。〔…〕 スポンサーが入ってきているから数字を気にするし、数字を気にするからやるニュースも決められてしまう。 報道だけは数字とスポンサ...

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ノンフィクション100選★マニラ行き――男たちの片道切符|浜なつ子

「はまる」という言葉がある。「はまる」の使用頻度が最も高いのは、フィリピン在住の日本人の間ではないか、と私は思っている。 「あの人はまり組だから」とか、「女じゃなくてフィリピンそのものにはまってしまって……」等々、あまり品のよろしくない会話の中で頻繁に使われる。 だからこそ「はまる」は、流れ者の在比日本人たちの状況をきわめて的確なニュアンスで言い表わすことができる言葉なのである。〔…〕 「はまる」という...

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