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03/芸というもの│T版 2015年1月~3月

03芸というもの

03/芸というもの

■気になるフレーズ @koberandom 1月25日
★入来祐作『用具係入来祐作』

[バッティングピッチャーは]およそ1分間に5〜6球のペースでボールを投げ続けるのです。30分で150球以上をキャッチャーミットに向かって放り込むことになります。つまりはl試合9イニング完投する以上の球数を、わずか30分で投げるのです★入来祐作『用具係入来祐作』2014

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入来兄弟の弟の野球人生。ドラフト1位、メジャーに挑戦、戦力外通告、打撃ピッチャー、用具係という半生。驚くべきは本年ホークス3軍のコーチで甦ったこと。エリート社員が左遷され雑用係として働くが、かつての同僚の引きで子会社の管理職で復活?!



■気になるフレーズ @koberandom 2月22日
★立川談志『努力とは馬鹿に恵えた夢である』
何ともはや“21世紀に期待する”とサ。“いい加減にしろ”であろう。地球は呆れ返り、人類の最後を21世紀に見せるだろう。それは地球(おのれ)がやるか、人間に自滅をさせるか、のどっちかで……。★立川談志『努力とは馬鹿に恵えた夢である』2014

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談志死後の著作がおびただしい。弟子の詐欺まがいの本も出だしたので、もう終わりだろうと思ったら、まだ出てくる。『努力とは馬鹿に恵えた夢である』で、息子の松岡慎太郎は、音源、映像、写真、原稿、日記など、ほぼ手を付けられていない状態です、と書いている。まだまだ出版されるだろう。




■気になるフレーズ @koberandom 2月23日
★松井今朝子『仲蔵狂乱』
せりふは喉を使うばかりじゃねえ。呼吸(いき)で吐きだすものだ。呼吸の出し入れさえ会得すれば、せりふは見物の耳よりも、むしろ直に心に届くはずだ。(初代中村仲蔵)★松井今朝子『仲蔵狂乱』1998

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松竹で歌舞伎の企画、演出まで行った松井今朝子の旧作『仲蔵狂乱』は、初代中村仲蔵の波乱の生涯を描いたもの。表紙の役者絵は写楽の「堺屋秀鶴」。堺屋は仲蔵の屋号、秀鶴は俳号。役者は俳諧をたしなむので、仲間内では役者を俳号か屋号で呼んでいた。だが写楽の絵は残念ながら2代目仲蔵である。


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